知ってる?成年後見制度

gf1120209840m成年後見制度とは、知的障害や精神障害、認知症などの精神上の障害で判断能力が十分でない人が、契約面や生活面で不利益を被らないように、家庭裁判所に申し立てて、その人を援助する人を付けてもらう制度です。成年後見人の仕事は、財産管理や契約などの法律に関わることで、食事の世話や介護は仕事ではありません。ノーマライゼーションの理念を趣旨としていますので、成年後見人が選任されても、日常の買い物などは自由に出来ます。
この制度は、任意後見制度と法定後見制度からなります。
任意後見制度は判断能力が衰える前から利用でき、支援内容を決めて本人と支援者の間で任意の契約を結びます。法定後見制度は、既に判断能力が不十分な人のための制度で、本人の精神上の障害の程度によって、さらに後見、保佐、補助の3つに分かれます。後見型では、支援する人は成年後見人と呼ばれ、全ての法律行為を代理で行うことができ、全ての法律行為の取り消しもできます。保佐型では、支援する人は保佐人と呼ばれ、申立時に本人が選択した法律行為の代理権があり、重要な法律行為の取り消しもできます。補助型では、支援する人は補助人と呼ばれ、申立時に本人が選択した法律行為の代理権・同意権・取消権があります。